もしかしててんかんかも? – てんかんの発作を疑う症状

てんかん発作にはいろいろな症状がありますが、てんかん以外の症状も含め、「これってもしかしててんかんかも?」とよく疑われる症状からどのような疾患が考えられるかまとめてみました。

「けいれん」とは

てんかん=けいれんする病気、と思われている方も多いのではないでしょうか?

確かにてんかんでけいれんすることはありますが、てんかんの症状はけいれんだけではありませんし、逆にけいれんしたからといっててんかんという訳ではありません

いわゆる「けいれん」と表現される症状は、意識を失って白目をむいて時に口から泡を吹き、全身に力が入って両腕を曲げて両足を突っ張り、ギュー、ブルブル、ガクガク、ガクンガクンと震えるものかと思います。

てんかんの分類の記事をご参照いただけると詳しく解説してありますが、これは強直(間代)発作と呼ばれる発作のことで、小児期発症のてんかんでは見られることが多いです。

それ以外にも「目がけいれんしました」「熱が上がるときにけいれんしていました」などの訴えで受診される方もいらっしゃいます。

目や手の単発のピクツキはほとんどの場合ミオクローヌスと呼ばれるもので、中にはてんかんによるミオクローヌスのこともありますが、ほとんどが異常ではないミオクローヌスです。代表的なものは寝入りに手がピクつく入眠時ミオクローヌスです。

熱が上がるときの症状は多くは悪寒に伴うシバリングと呼ばれるもので、意識が保たれていて(具合が悪いので反応が乏しいこともありますが)体温が上がりきるとケロッとしていることがほとんどです。

このように一般的な用語としての「けいれん」はさまざまなピクツキや震えを含む表現として多用されていますが、医療従事者が使用する「けいれん」は「強直間代発作」のことを指していると思って頂いて良いかと思います。

てんかん発作の種類

けいれん(=強直間代発作)はてんかん発作のひとつではありますすが、てんかん発作はそれだけではありません。

まず、てんかん発作は脳の一部が興奮して起こる焦点起始発作と、脳の全体が一気に興奮して起こる全般起始発作に分類されます(てんかんの分類参照)。

焦点起始発作

焦点起始発作は脳の一部しか興奮しませんので、脳の一部が興奮したときに見られる症状としてさまざまな症状が見られます。

意識が保たれた状態で体の一部がピクピクしたり、突然気持ち悪くなったり、口をぺちゃぺちゃとならしたり、めまいが生じたり、自分がどこにいるのか分からなくなったり、初めての場所でも来たことがあるように感じたり、その他にも多彩な症状が見られます。脳の電気的に興奮した場所が担当する役割の機能が前面に出てきますので、「なんでもあり」と思って頂いて結構です。

なんでもありですが、「発作」なので発作ではないときは無症状です。発作性に何か症状が出てくる場合はどんな症状であってもてんかん発作の可能性を考えなければなりません

脳の興奮の範囲が少し広いと意識を失う発作を起こすこともあり、意識を失ってぼーっとしていたり、時に嘔吐を伴ったり、全身のけいれんに進展することもあります。

全般起始発作

脳の全体が興奮する全般起始発作の代表はけいれん=強直間代発作ですが、その他にミオクロニー発作(てんかん性ミオクローヌス)、欠神発作、脱力発作などがあります。

いずれも脳の全体が一気に興奮する発作で、一部の筋肉が瞬間的にピクッと収縮するのがミオクロニー発作、姿勢を保つための大きな筋肉が瞬間的に脱力してストンッと倒れてしまうのが脱力発作です。

欠神発作は、突然意識がなくなりぼーっとしているように見える発作で、体が傾くことはあっても基本的に倒れることはありません。ぼーっとしている間に口をもごもごしたり手を動かしたりすることもあり、発作と気づかれないことも多いです。

年齢ごとによく見られる、てんかんを疑われる症状

てんかんの症状は「なんでもあり」と書きましたが、年齢ごとによく見られる症状と、疑われるてんかん、てんかん以外の疾患もあります。外来でよく相談される代表的な症状について解説していきます。

いずれの症状も言葉ではなかなか理解しづらく伝わりづらいと思いますので、ご心配な症状はスマートフォンなどで動画を撮影して小児神経科医に相談されることをお勧め致します。

新生児期〜乳児期

生まれて間もない赤ちゃんが寝入ったときにピクピクプルプルと震えている

赤ちゃんが寝入ったと思ったらプルプルピクピク震えていることがあります。体が小さいので全身が震えているように見えますが、基本的には手足のみの震えで、不規則な震えです。見た目にはスヤスヤ穏やかに眠っています

これは良性新生児睡眠時ミオクローヌスと呼ばれるもので、学童期以降にも見られる睡眠時ミオクローヌスと同様に非てんかん性のミオクローヌスで異常ではありません

入眠時のミオクローヌスはどの年齢でも見られますが、良性新生児睡眠時ミオクローヌスは反復することが特徴で、単発のミオクローヌスが何回も生じているためにピクピクプルプルに見えるだけでよく見ると不規則な震えであることが特徴です。

両手を挙げる動作を繰り返す、しゃっくりみたいな動き

新生児期~乳児期早期に見られるモロー反射も繰り返すとてんかんではないかと心配される方が多くいらっしゃいます。

モロー反射は両手を開いてあわあわする原始反射で、3~4か月頃にはあまり見られなくなってきます。ちょっとした刺激で出現するため、繰り返しているように見えることもあります。

しゃっくりはおなかいっぱいに飲んでパンパンに膨らんだ胃が横隔膜を圧迫することによって生じ、ゲップや吐き戻しによって胃の圧力が解除されると止まったりします。新生児期~乳児期早期は頻繁に、場合によっては授乳の度に見られたりしますが、哺乳やゲップが上手になったり、離乳食に移行していくと徐々に頻度は減少していきます。

この症状でもっとも心配しなければならないのは、生後6か月前後で発症するウエスト症候群で見られるてんかん性スパスムです。両肩をすくめるように両手を持ち上げ、座っていたりすると前に倒れ込むような動作が見られることもあり、それらを数十秒おきに繰り返します。モロー反射やしゃっくりよりも動作の1回あたりの持続時間はやや長めです。

基本的に月齢や動作から区別はできますがなかなか難しいことも多く、ウエスト症候群脳波検査により診断も否定も可能ですが治療を急ぐ疾患になりますので、心配な場合はスマートフォンなどで動画を撮影して早めに小児神経科医に相談されると良いでしょう。

食事中に突然数秒間、身震いのように震える

乳児期~幼児期に、主に授乳中や食事中に数秒間肩をすくめて身震いすることがあります。これは身震い発作(シャダリング)と呼ばれる動きで、病的ではありません

食事に関連したとき以外にも何か楽しいことをしているときなどに見られ、年齢とともに見られなくなっていきます。

顔を真っ赤にして力を入れている

女児に多いのですが、うつ伏せや座った状態で顔を真っ赤にして力を入れたり、リズミカルに体を揺らしたりすることがあります。男児にも見られ仰向けでもみられますが、反応が乏しくなったりいつもと違う表情をしたりするので心配される方が多くいらっしゃいます。これは乳児のマスターベーション(自慰行為)と呼ばれる動きで病的ではありません

似た動きで授乳後30分以内に全身がこわばる動きや後ろに反り返るが見られることがありますが、これは胃食道逆流の可能性があります。

いずれもけいれんと違って持続時間は短く、変な表情をしていても基本的に意識は保たれています。ただ、短い強直発作との区別はなかなか話をうかがうだけでは難しかったりします。

ビデオを持参して頂ければけいれん=強直(間代)発作との区別は比較的容易ですが、難しい場合もシチュエーションを再現して脳波を記録することで発作時の脳波が確認できれば診断の助けになります。

激しく泣いた後にけいれんした

大泣きをしたのちに顔が真っ黒または真っ白になってその後全身のけいれんとなることがあります。

いわゆる泣き入りひきつけ、医学的には憤怒けいれんと呼ばれるものの可能性が高いです。

憤怒けいれんであれば持続時間は1分以内、多いときは毎週のように起こすこともありますが、基本的には良性の疾患で3歳頃までには起こさなくなります。あまりに頻度が多い場合や症状が重い場合には治療をすることもあります。

しかし似たような症状を起こす原因として重大な病気もありますので、それらを見逃さないようにしなければなりません。

けいれんののちに麻痺を伴う場合にはもやもや病に伴う一過性脳虚血発作を、心停止を伴う場合は不整脈や先天性心疾患を考えなければなりません。その他にも気管狭窄症などで低酸素となってチアノーゼと失神やけいれんを起こすこともありますので、その他の疾患の否定は必要となってきます。

幼児期〜学童期

発熱にともなう「けいれん」

一般的には高熱に伴って全身のけいれんが起きれば熱性けいれんを考えますが、体温が上昇するときの震え(シバリング)のことを「けいれん」と表現される方もいらっしゃいます。

熱性けいれんのけいれんは強直間代発作なので意識を失いますが、シバリングは体温を上げるために筋肉が震えているだけなので意識は保たれています。ただし、つらいので反応はいつもより鈍いかもしれません。

突然 吐く、「ぐるぐるする」と言う、ふらふらした歩き方になる

片頭痛のなかまで小児良性発作性めまい症というものがあります。突然めまいが生じてふらふらした歩き方になったり、時に嘔吐を伴うこともあります。

幼児期のこどもたちはめまいを上手に表現することができないため、「ぐるぐるする」と言ってくれるとわかりやすいのですが嘔吐やふらついた歩行がめまいによるものと判断するのは非常に困難です。

突然吐く症状はてんかんでも見られますし、ふらふらした歩行は小脳失調などでも見られますので、色々と他の疾患を否定しないと小児良性発作性めまい症とは診断できません。

ご家族に片頭痛を持っている方がいることが多く、おとなになって片頭痛に移行していく方もいらっしゃいます。

しばしば数十秒間ぼーっとして反応がなくなることがある

これまでしていた動作を突然止めて数十秒間動作を止め、突然何事もなかったかのように止まる前の動作を続ける症状が見られたら、欠神発作を疑います。

就学前後で発症する小児欠神てんかんは比較的頻度の高いてんかんになりますが、症状が非常に分かりづらく、1日に何十回と起こしていても全く気づかれていないこともあります。

脳波検査でほぼ診断がつき治療可能ですので、疑わしい場合には脳波検査の可能な医療機関を受診しましょう。

入眠後や寝起きの時間帯に顔面をピクピクさせている

小児てんかんでもっとも頻度の高いローランドてんかんが考えられます。暗いので顔面のピクピクは気づかれず「ペチャペチャ音を立てている」と表現される方もいます。時に全身のけいれんとなることもあり、そこで初めててんかんを疑って受診される方もいらっしゃいます。

寝ている時に突然嘔吐して顔面蒼白となり意識消失する

パナイトポーラス症候群という幼児期に比較的多くみられるてんかんで見られる特徴的な症状です。ときに全身のけいれんとなり、重積といって長時間の発作となることがあります。

さすがに重積発作となった場合は救急受診されると思いますが、けいれんがなくても寝ていて突然嘔吐して顔面蒼白となったり意識を失ったりすることを繰り返す場合はてんかんの可能性がありますので脳波検査を受けられることをお勧めします。

発症直後は後頭部に脳波異常が見られることから以前は良性後頭葉てんかんに分類されていましたが、後頭部から徐々に前頭部の方に移動して年齢とともに変化する脳波が特徴です。そういうわけで脳波所見は非常に参考になるのですが、異常所見が後頭部ではないからと間違って否定されてしまうことが残念ながらあるようです。

夜中に突然起き上がって動き回る

夜驚症や夢遊病(睡眠時遊行症)は寝てから1時間半~2時間くらい経過し、レム睡眠(夢を見る眠りの浅い状態)に移行できずに生じる症状です。つまり、深い眠りの時に起こっている症状です。

夜驚症は大泣きしたり叫んだりし、夢遊病は起き上がって歩き回ったりします。いずれも深い眠りの中なので、簡単には起きませんし、起こしたり動作を止めようとすると余計に興奮したりします。放って置いてもそのうち寝ます

夜驚症や夢遊病は基本的に最初のレム睡眠への移行ができないことによる症状なのでほぼ必ず入眠後1時間半頃に症状が見られますが、同じく睡眠中にバタバタする症状を起こすてんかんに前頭葉てんかんがあります。

前頭葉てんかんの過運動発作というバタバタ大暴れする症状は夢遊病によく似ていますが、入眠後1時間半に限らず夜間に何回も起こることがあります。

思春期〜青年期

突然倒れて意識を失った

思春期には起立性調節障害や血管迷走神経反射、不整脈などによる失神で倒れることが多く、てんかんとの区別が必要になってきます。

失神は血圧低下や不整脈などによって一時的に脳への血流が減少することで意識を失うもので、ときにけいれんを伴うこともあります。

「けいれん=てんかん」ではないし、「けいれんがない=てんかんではない」わけでもありません。

思春期にはけいれん=強直間代発作を起こすてんかんの発症も多いため、けいれんによる転倒の可能性もあり、てんかんによるけいれんである可能性も考えなければなりません。

寝起きや朝食中に手がピクついて箸を落としたり味噌汁をこぼしたりする

思春期発症のてんかんで比較的頻度の高い若年ミオクロニーてんかんでしばしば見られる症状です。起床後、特に食事中に多いのが特徴的です。

脳波検査の光刺激で反応が見られたり特徴的な脳波が見られます。全身のけいれんを伴うこともあり、治療に対する反応は良好ですが治療を継続しなければならないことも多く、正しく診断して治療をする必要があります。

視界がギラギラし見えづらいところが出てきてから激しい頭痛と嘔吐をする

いわゆる前兆を伴う片頭痛でしばしば見られる前兆です。

視界がギラギラして見えづらいところが出るというのは閃輝暗点と呼ばれる症状で、米国メイヨークリニックのYouTubeでわかりやすく動画にして解説されています。

Migraine Visual Aura by MAYO CLINIC

片頭痛もその他の疾患を除外して診断されるものであるため、てんかんや脳内の他の疾患を否定するために一度は脳波検査や画像検査をされておいた方がよいでしょう

高齢者

最近すっぽりと記憶が抜けている時間帯があり物忘れがひどくなったと思うが、普段は今までとあまり変わらない

高齢者の場合は認知症と間違われることが多く注意が必要です。

ほとんどのてんかんは発作性の症状で数分間のことが多いのですが、高齢者てんかんは非けいれん性てんかん重積状態と言って、数十分から数時間発作が持続することがあります。その間は反応が乏しく本人も意識を失っていたりするので、認知症と間違われてしまうことがあります。

症状があるときに脳波検査をしててんかん発作の脳波を捉えられれば診断がつきます。

もしかしててんかんかも?と思ったらビデオ撮影を

てんかん発作の特徴や、てんかんと間違われやすい発作性の症状の特徴を解説しました。

最近ではスマートフォンが普及し気軽に動画撮影ができるようになりましたので、何か変だと思ったら動画で記録を残しておき、受診の際に医師に見てもらうと良いでしょう。

当院では眠くなるお薬を使用する検査も含め、毎日脳波検査を実施しております。気になる症状があり脳波検査をご希望の方はお気軽にお電話でお問い合わせください。
*脳波検査を実施するかどうかは基本的に医師の判断となります。
*予約状況によっては当日の検査が難しい場合もございますのでご了承ください。

当院への受診を希望される方は診療案内をご覧ください。

コメント

  1. よしみ より:

    初めてコメントいたします。
    先日、息子がてんかんと診断されましたが、息子のような症状について説明されている情報がなかなか無く、本当にてんかんなのだろうか?予後はどうなるのか?と不安が募っていました。
    そんな時に、こちらの記事で初めてパナイトポラス症候群のことを知り、息子のようなてんかんの出方もあるのだと、納得することができました。
    この記事を書いてくださってありがとうございます。

    • 東小金井小児神経・脳神経内科クリニック 院長 生田陽二 より:

      コメントありがとうございます。
      てんかん=けいれんではなく、てんかん発作にはさまざまな症状があることを知って頂きたくてこの記事を書かせて頂きました。
      よしみ様のようにご自分やご家族の症状にご不安を感じていらっしゃる方も多いと思いますので、少しでもお役に立てたのであれば大変嬉しく思います。
      パナイトポラス症候群は小児てんかんの中でも比較的頻度の高いてんかんとなりますので、近いうちに解説記事を書く予定です。
      是非参考にして頂けますと幸いです。

  2. より:

    はじめまして。13歳の娘についてです。
    娘は、2日に1回、2回くらいのペースで一点を見つめて顔面蒼白になっています。
    これはてんかんなのでしょうか?
    てんかんなのであれば、医療機関にかかったほうがいいのでしょうか?
    無知ですみません。

    • 東小金井小児神経・脳神経内科クリニック 院長 生田陽二 より:

      コメントありがとうございます。
      一点を見つめて顔面蒼白となっていらっしゃるとのことで、てんかん発作である可能性は否定できないかと存じます。
      詳しく症状をお聞かせ頂き、必要であれば脳波等の検査が必要になります。
      てんかんであるかどうかに関わらず一度医療機関を受診されることをおすすめ致します。
      参考になりましたら幸いです。

  3. より:

    はじめまして。コメントにて失礼いたします。
    生後2ヶ月の娘が睡眠時に手足をぴくっと動かす(手と足バラバラに動きます)、口をもぐもぐさせる、瞬きをする、黒目が上を向くといった一連の動きをします。(パターン化されているような気がします。)1つの動作を繰り返しているわけではないですか、こういったパターン化した一連の動作を繰り返すことも点頭てんかんの可能性があるのでしょうか、、?最近頻度が高くなり、首を左右に振る動きも増えたので気になっています。
    ミルクはよく飲んでおり、今のところ体重の増加は問題ありません。
    お手数おかけしますが、ご回答いただけると幸いです。

    • 東小金井小児神経・脳神経内科クリニック 院長 生田陽二 より:

      コメントありがとうございます。2か月のお子様の不可解な動きということでさぞやご心配かと存じます。
      実際に拝見したわけではないので一般論にはなりますが、睡眠中の手足別々のピクツキ、口のもぐもぐ、瞬き、黒目の動きに関してはいずれも正常な乳児にしばしば見られる動作で問題のない動きかと思います。
      パターン化とお書きになられているのはウエスト症候群のシリーズ形成ではないか、というご心配かと思いますが、ウエスト症候群のシリーズ形成は両肩をすくませるような動きは数十秒おきに繰り返す、という動作であり一連のパターン化された動きという意味ではございません。
      お書きになられている動作が毎回同じ動作であった場合は何らかのてんかんである可能性を完全に否定できるものではありませんが、少なくともウエスト症候群の点頭発作とは異なる動きですのでご安心頂ければと思います。
      実際に拝見してみないと正確なご回答は致しかねますので、ご心配なようでしたらお近くの小児神経科医を受診してビデオをご持参頂くと良いでしょう。
      当院に受診できる範囲にお住まいのようでしたらご遠慮なくお問い合わせ下さい。

    • より:

      早速の返信ありがとうございます。
      すみません、重ねて1つ質問させてください。。その後、睡眠時に突然黒目が上をギョロッと向き、両腕が少し上がるような挙動がありました。発生するときは連続ではなく一度きりで、起きることなくそのまま寝ているのですが、この場合のような単発でもウエスト症候群の発作の可能性はありますでしょうか、、?お手数おかけしますが、よろしくお願いします。

      • 東小金井小児神経・脳神経内科クリニック 院長 生田陽二 より:

        ご質問ありがとうございます。
        動きを見てみないと完全に違うとは言い切れませんが、一般的には睡眠時の単発の動きであれば入眠時ミオクローヌスと言って生理的に見られる動作であることが多く、当院にも多くの方が入眠時ミオクローヌスの動きでウエスト症候群を心配されて受診されています。
        複数回連続するようになったり、起きている時にも見られるようになったら一度受診される、という対応でよろしいかと思います。

  4. より:

    パートナーから睡眠時にけいれんのようなものを起こしていた、と言われました。
    自分自身は全く記憶もなく、夢を見ていた覚えもありませんし、いつも通りに起床していました。
    過去、てんかんの疑いという形で診断されたことがありましたので、非常に不安を感じております。
    その際は迷走神経反射ということで、特に治療はせず、終わりました。

    • 東小金井小児神経・脳神経内科クリニック 院長 生田陽二 より:

      コメントありがとうございます。
      「けいれんのようなもの」がどのような動作であったかによると思います。
      一瞬のビクッというピクツキは睡眠中に見られる生理的なミオクローヌスという動作でてんかんでないことがほとんどです。
      ギューと身体を持続的に突っ張ったり、ビクンビクンビクンとリズミカルに身体を震わせる動作はてんかん発作によるけいれんである可能性が高いです。
      ご自分では記憶がないようですので、もし繰り返すようであればパートナーの方にビデオに撮ってもらうようにお願いしておき、それを持参して受診されると良いでしょう。
      過去にてんかんを疑われた経緯もあるようですので、当院に通院できる範囲にお住まいでしたら一度ご相談にお越しいただければ詳しくお話をお伺い致します。
      お大事になさって下さい。

  5. あうん より:

    はじめまして。
    現在二ヶ月になる息子を抱っこしている最中、時々怖がった様子の顔をして肩をすくめます。
    一度に二、三回するのですが、この行動はてんかんの症状にあたりますでしょうか。

    お忙しい中申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

    • 東小金井小児神経・脳神経内科クリニック 院長 生田陽二 より:

      コメントありがとうございます。
      お子様の動作、ご不安なことかとお察し致します。
      文章だけでは判断は難しいのですが、可能であれば動画を撮影して頂き小児神経科医に見てもらうことをおすすめ致します。
      動作としてはウエスト症候群の発作を否定したいところですので、動作から否定しきれない場合は脳波検査をしてもらうとよいでしょう。
      当院へ通院可能な範囲にお住まいなようでしたら診察させていただきますのでご遠慮なくお問い合わせください。

  6. 壹岐貴仁 より:

    48才 男性 会社員
    11月頃
    夕食後、食べ終わってテレビを食卓椅子に座ったまま数分見ていた。
    2階へ行こうと立ち上がった時、ソファーに手を掛けて少しうつむいた状態でよだれを大量に垂らしながら
    止まっていて、やたらと喉を触っていた。数十秒後、妻が声を掛けたら反応して気が付いた。
    気づいた以降は異常なし。

    12月初旬
    夕食中、動作が止まって口から食べ物がこぼれていた。数秒後、横にいた妻が大丈夫!と声をかけて気づく。
    この時、飲み込みが悪いのかやたらと喉を触っていたが、状況を本人は記憶なし。
    気づいた以降は異常なし。

    1月12日   14時頃
    会社の作業部屋内
    6階隔離部屋で2人が別々に作業
    同室にいた作業者が椅子から落ちるような音に気付く。すぐに現場確認すると、椅子にもたれながら床に腰から背中半分を付けている状態で天井を見上げている当事者がいた。声かけするも最初の数秒程度は反応無し。
    *ここから本人は記憶あり↓
    その後、大丈夫だよと応答あり。(ただし、あまり声が出ていない状況)引き起こして立ち上がる。ここまで20~30秒程度経過。立ち上がって喉を気にするような動作があった。
    気になってその後の行動を見ていたが、すぐに着替えて別の階の仕事へ向かっていった。別の階の仕事状況まで確認したが現場の人と話しながら正常に仕事していたので安心した。
    再度、状況整理のため本人(私)にヒヤリングしてみると、違う場所で転んだのでは?との回答あり。本人的には作業台で座りながらシール貼り替え作業をしていて、右背後の作業台の液調温準備をしなければと思いから、立ち上がって移動したと思っていた。しかし、座っていた椅子から落ちて天井を見上げていた認識無し

    1月13日
    循環器科受診し迷走神経反射ではないかと診断される。心電図、血液、血圧、問題無し
    24日脳MRI結果で最終診断とした。R03 6月に正中頸嚢胞手術し、のどをやたらと触っているから反応しやすくなって
    いるのではとのことで一応耳鼻科に見てもらおうとなり耳鼻咽喉科受診し、触診、内視鏡検査特に異常なしと診断される。後日24日、首エコー検査予定

    1月17日  11時半ごろ
    早昼11時20分~30分後、売店で缶コーヒーを買い上着右ポケットに入れながら外を歩いていたら、マスクによだれが大量に付着していることに気づき、持っていたティッシュで立ち止まってふき取っていたところ、コーヒーが無いことに気づき、振り返って20~30m戻ってみると落ちていた。拾って職場に戻る。落とした時は気づかず、ポケットのティッシュを探していた時に気づく。

    1月17日  13時半ごろ
    立った状態で測定作業を他者へ説明しながら行っていた。他者が目を離して書き物をし始めたところ、何か落とした音がしたので他者が確認したところ、本人が手に持っていたガラスセル容器を机上に落とした音だった。書き物始めたところまで記憶あり
    本人の様子をみると斜め上を見てぼうっとしている感じだった。(若干震えているようにも見えた)
    5秒程度声かけをしたが反応無し。肩をたたいて声掛けをして反応した。
    ここから本人は記憶あり↓
    本人から大丈夫と返答あり、数分後、再度大丈夫か?と声掛けするも返答あったがぼんやりしている感じだった。
    この後、部屋から出るときマスクを外してみるとよだれが大量に付着していた。
    作業中断し、妻に迎えに来てもらい帰宅する。病院に救急要請頼んだが、循環器科担当医確認で翌日来てくださいとの判断となる。

    1月18日  病院へ
    循環器科再度受診し、病状説明するも迷走神経反射なのでのどを刺激せず急な動きをしなければ問題無しと判定。
    念のため、脳神経内科を受診し、一連の状況を説明すると、てんかん発作だね、との診断となる。
    確定するには、脳波、MRIを診てからとのことでとりあえず脳波検査後からてんかん抑制の薬を処方される。脳波検査後から服用指示(てんかん薬は効くか分からないけどとりあえずでした)

    長文で申し訳ありませんが何かアドバイスいただけると嬉しいです。
    このような診断で納得できずセカンドオピニオン的な事を考えてます。

    • 東小金井小児神経・脳神経内科クリニック 院長 生田陽二 より:

      コメントありがとうございます。
      てんかんを疑う症状がおありとのことでさぞご心配なことと存じます。
      医療法上無診察診療は禁止されており当ホームページでは健康相談が致しかねますので一般論でのご回答となりますことご了承ください。
      失神とてんかん発作の鑑別は非常に難しいのですが、文章を拝見する限りは血管迷走神経性失神の症状としては非典型的であり、どちらかというとてんかんの可能性が疑われます。
      抗てんかん薬開始後は脳波が改善する可能性があることから、脳波検査後に薬物治療を開始されていることは医学的にも妥当な判断かとかと考えられます。
      当院ではセカンドオピニオンも受け付けておりますので、受診可能な範囲にお住まいなようでしたらご連絡いただけますと詳しくお話をお伺いして診察させていただきます。
      ご検討いただけますと幸いです。
      壱岐様の症状が改善されることを心よりお祈り申し上げます。

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