現在、クリニックの基本設計について検討を重ねているところです。
当院の最大のウリである脳波検査室まわりの設計は最も肝となる部分で、専門業者や検査技師の意見を取り入れながら検討を続けています。
今月は主に脳波検査室の設計、検査機器の選定や脳波検査前後の動きなどに関して打ち合わせを重ねています。
- 鎮静薬で寝かせて検査する小児を寝かせつけるスペースを作る
- 将来2台体制とできるように検査室を2室作る
- バギーの患者様が検査室に入るための配慮をする
- 検査中に外の音が気にならないように防音にする
- 明るさを調節できるように調光照明にする
- 検査後にペーストが気になる人は簡単に洗髪できるようにする
このようなところに気を配りながら設計しています。
これまで病院勤務だと考えることもなかったような所まで考えなければならず、いかに自分が何も知らずに検査をオーダーしていたのかと恥ずかしくなりますが、大変勉強になる日々です。
こういった設計や仕組み作りを経て、これまで以上に患者様に寄り添った良い医療ができるようになるのではないかと思いますし、そうなるよう努力していきます!
また、この脳波検査室を生かすためには検査技師の方の力が必要不可欠です。
脳波検査の経験は問わず、てんかんと重度障害児の移行期医療を支え、患者様とそのご家族に寄り添った医療を提供する、という当院の理念に共感して頂ける方を優先して採用していきたいと考えています。
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